この記事では、Googleアドセンス審査において「価値の低いコンテンツ」という判定を受けてから審査に合格するための方法を紹介します。
- Googleアドセンス審査に受からない方
- 「価値の低い広告枠(コンテンツが複製されているサイト)」が原因でGoogleアドセンス審査落ち地獄から脱出できない方
Googleアドセンス審査に受かるためにいろいろ対策をしているが、「価値の低いコンテンツ」と判断されてなかなか合格できずに悩んでいませんか?実際にGoogleアドセンス審査に合格したこのブログの経験をお伝えするとともに、Googleアドセンス審査の合格法について解説します。Googleアドセンス審査に合格するためには「ある事」に注意する必要があります。
- Googleアドセンスに受かるための必要条件
- 「価値の低い広告枠(コンテンツが複製されているサイト)」への対策
- このブログにおいてGoogleアドセンス合格を決定づけた「ある対策」
それではこれから、「価値の低いコンテンツ」という判定を受けてからGoogleアドセンスに合格する方法について解説していきます。
Googleアドセンス審査にあまり影響はないと思いますが、念のため実行環境も書いておきます。
- CMS:Wordpress
- WordPressテーマ:Cocoon
- サーバー:Xserver
多くのブログにおいて量産されている「Googleアドセンス審査に合格する方法○選!」は必要かもしれないが、必ずしも十分ではない。
ネット上には「絶対にアドセンス審査に合格する方法○選」みたいな記事がごまんとありますが、それをすべて対策したら必ずしも受かるわけではありません。当たり前のことですが…なぜなら、それらの対策は必要かもしれませんが、十分であるとは言い切れないからです。それに、それらのサイトの締めの言葉で多いのが「読者にとって価値のあるコンテンツを作りましょう」というオチ。「なんだその終わり方は!」とツッコミを入れたくなりますが、Googleが詳細なアドセンス審査の不合格理由を明示しない事を考えると仕方のない事なのかもしれません。ご多分に漏れずこの記事もそんな感じになりそうな予感です。
ただ、1つだけこの記事を見に来てくれた方に価値を与えられる、新規性のある施策があります。それは「アイキャッチ画像の類似性を低くする」ことです。これから詳しく解説していきます。
Googleアドセンス審査合格の奮闘記
まず、僕がどのようにGoogleアドセンス審査合格に向けて奮闘してきたのか、時系列に沿ってまとめます。
2019年3月15日
施策:重複率の高い記事を非公開にする
結果:不合格(価値の低いコンテンツ)
2019年3月21日
施策:プロフィール記事のボリュームアップ(文字数を500字から3000字へ)
結果:不合格(価値の低いコンテンツ)
2019年3月30日
施策:文字数の少ない記事を非公開にする
結果:不合格(価値の低いコンテンツ)
2019年4月2日
状況:サーバー移転前最後の申請
結果:不合格(価値の低いコンテンツ)
2019年4月6日
状況:サーバー移転後最初の申請
結果:不合格(価値の低いコンテンツ)
2019年4月7日
状況:もうアドセンス無理ゲーすぎる。オワタ。惰性の1回(要するに何の施策もしていない)
結果:不合格(価値の低いコンテンツ)←ですよね
2019年4月18日
施策:気分転換に全記事のサムネイル変更。ノリで申請
結果:合格!
Googleアドセンスの仮説検証
それでは、実際にGoogleアドセンスに申請することで得られた知見をもとに、巷で噂されている仮説の真偽について見ていきます。とは言ったものの、以下に示す仮説は正しいのか、正しくないのか断言をすることができないことに注意が必要です。もしGoogleアドセンス審査が減点法でなされているのであれば、改善したところ以外の点で不合格になった可能性を否定することができないからです。あくまでも参考程度にお読みください。
プロフィール、プライバシーポリシーを設置しなければ合格できない説
→あってもなくても変わらなかった。
ただ、後々アドセンス広告をブログに掲載する際にプライバシーポリシーの設置は必須になるので、申請前の段階で設置しておいて損はありません。また、プライバシーポリシーの内容は他のブログにあるようなテンプレートを使用しても問題ないです。実際にこのブログのプライバシーポリシーもテンプレートを使用して作成しました。
重複率の高い記事を非公開にしないと合格できない説
→重複率の高い記事を非公開にしても変わらなかった。
価値の低いコンテンツという審査結果からの合格法として、Copy Content Detectorという無料のツールを使ったコピペチェックが多くのブログで推奨されています。
Copy Content Detector
僕も一応コピペチェックしてみましたが、このブログの特性上、余裕で類似度が「要注意」になってしまいました。しかもほとんどの記事で。さすがに全記事の類似度を逐一チェックして書き直す気力がなかったので、この部分は目をつむったままにしました。ただ一つ言えるのは、他人様の記事をコピペしてはならないということですかね。「自分の意見」と「他人の意見」の引用はしっかり区別する必要があります。
文字数の少ない記事を非公開にしないと合格できない説
→文字数の少ない記事を非公開にしても変わらなかった。
多くのブログで「文字数は1000文字以上にすべし!」論が展開されていますが、文字数は記事の価値を決める本質ではないと思います。ただ、1000文字もないのに読者様に有益な情報を提供できるのかと言われると疑問が残るので、ある程度の文字数はあって然るべきでしょう。
サムネイルの変更(Googleアドセンス合格の詰めの一手)
→見事合格!
さぁ、皆さんお待ちかねの新規性のある情報です笑
これまで数多くのブログ記事を参考にして、Googleアドセンス審査合格のための施策をしてきましたが、依然として不合格続きでした。「記事のコピペなんてしてないのに、何で価値の低いコンテンツと判断されてしまうのだろうか。懇切丁寧に記事を仕上げているのに…」なんて思いながら、意気消沈でブログの更新をしていました。そんな時に、「そう言えばこのブログのアイキャッチ画像、ぱっと見どれも同じ感じで見づらいかも?」とぼんやりと思い、なんとな~く気分転換に全記事のアイキャッチ画像の変更を行いました。
張り替え途中のツイートです。しんどかった…全然気分転換にならない笑
以前使用していたアイキャッチ画像がダサ過ぎたので、ちょっとおしゃれな感じにしてみました。
まだ、20,30記事分しか終わっていません。
トータル100記事分の変更はかなりしんどい… pic.twitter.com/eVRIQwLKIH— くろやぎ@テックブロガー (@kuroyagikuncom) April 13, 2019
張り替え完了時のツイートです。達成感!
ダサいサムネイル画像の張り替え完了しました!
総作業時間:5時間
時間が経ってから後悔しないように、はじめからアイキャッチ画像は「人目を惹く」ものにしておいた方が良さげです。 pic.twitter.com/qRBz2S5PHG
— くろやぎ@テックブロガー (@kuroyagikuncom) April 15, 2019
で、気になるのがアイキャッチ画像をどのように変更したかだと思います。実際に次のようにアイキャッチ画像を変更しました。
全記事のアイキャッチ画像の張替えが完了し、ノリと勢いでアドセンス審査に申請したところ合格しました。
何度も審査落ちして諦めかけていましたが、Googleアドセンス合格できました!
あなたのその笑顔を待っていたんです!#Googleアドセンス #GoogleAdSense pic.twitter.com/WbxkAk4uit
— くろやぎ@テックブロガー (@kuroyagikuncom) April 18, 2019
この結果から、ブログ内のコンテンツの類似度は、ロボットが機械的に計算していると推測できます。仮に人間が逐一審査していたら、アイキャッチ画像を変化させたぐらいでユーザビリティに影響がないことなんて普通に判断できますからね。記事の内容の重複にばかり気を取られ、アイキャッチ画像の重複は完全に盲点でした。
Googleアドセンスは早めに申請すべし
今回のGoogleアドセンス合格への奮闘を通して気が付いたのは、Googleアドセンスはできるだけ早めに申請して合格しておくべきだということです。「ブログ始めて間もないし、それに記事もうまく書けているかわからない…」とかそんなこと気にせず、とりあえず渾身の記事が数記事書けた時点でGoogleアドセンスに申請してみることをおすすめします。記事数が100近くになってから、Googleアドセンス審査のためにいろいろ変更を施すのはかなりしんどいし、ブログのアクセス数にも影響が出てしまいます。繰り返しになりますが、運営日数が少なく、記事数が少ないうちに申請しておいた方が吉です。
まとめ
- Googleアドセンスに受かるための必要条件
- 「価値の低い広告枠(コンテンツが複製されているサイト)」への対策
- 当ブログにおいてGoogleアドセンス合格を決定づけた「アイキャッチ画像の張替え」
「価値の低い広告枠(コンテンツが複製されているサイト)」に対して、様々な策を施しているのになかなか合格できないという方は、記事のアイキャッチ画像を見直してみるといいかもしれません。
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